コントラストのある配色はムズカシイ!?
コントラストのある配色(色み)はカラーコーディネートがむずかしい・・・
そんなことはありません!
色相カラーコーディネートはたくさんあります!
この機会に、コントラストのあるカラーコーディネートに挑戦してみては?
反対色(補色)の組み合わせはコントラストがつきやすくなります。
ここでは、補色~対象的な色合まで含めて御紹介します。
補色って?
一般的に対向位置(180°反対側)にある色を補色といいます。
例えば、赤に対しては青緑、黄色に対しては青紫になります。
実験してみよう!
赤いハートを1分間ほど見つめてください。
次に下の図の×に目を移してください。
何か見えましたか?
青緑色のハートがぼんやりと陰のように見えてきます。見えなかった方は、もう一度赤色に集中してチャレンジ!
これは、補色残像と言われるものですが
同じ色をずっと見ていると反対色を目の中に作り出し残像として現れます。
もとの色と補色が混ぜ合うことにより目の中では無彩色(色みのない)状態を作り
目の疲れをとる役割を果たしているといわれています。
自然界で見られる配色コントラスト
ネバダ上空の風景。
まるで火を思わせるようなコントラスト
ネバダ上空の風景。地層と成層圏の青とのコントラスト。
グラデーションが間に入ることにより左の写真より柔らかさが出ています。
紫式部。
黄緑と紫の反対色で、斬新さが強くあらわれます。
黄緑の木々の間から、紫の光の反射がぼんやりと見えます。
紫式部より、涼し気な印象です。
緑の色が、くすむことにより花の色を引き立たせるコントラスト配色となっています。
対照的な配色としてよく使われます。サラダのレタスの上のトマトを思い出してみてください。
秋のよく晴れた日。空を見上げてみてください。
バックの空が、うすくなることにより葉の色が引き立っています。
冬の定番カラー。
ポインセチアは、グリーンのツリーと合わせるとお互い引き立てあいます
文字ではどう使う?
オレンジ文字に、補色の青をつけると色自体は目立ちますが読みにくくなります。
そこで、間に白ふちを入れると読みやすくなります。
上の写真の例のように色同士のトーンを変えることでも文字は読みやすくなります。
まとめ
対照的な配色は、コントラストが強いので使う場所を選ぶことも大切。
分量としては、目立たせたい色のほうを少なめにしてアクセントとして使うのも効果的。
日本人には苦手とされるコントラスト配色ですが、いろいろな配色ができるようになるときっと世界が広がりますよ!
写真は、ゆんフリー写真素材集さんよりお借りしました。素敵な写真をたくさんありがとうございます!
体験者様の感想
コントラストのある配色は難しいと思っていましたが、きれいにも見えることが分かりました。試してみたいと思います。