文字の読みやすさを考えよう!

文字の読みやすい配色例一覧。イメージコメントもご参考に。

WEBはもちろんポスターなど、文字や形の読みやすい色の組み合わせを考えてみましょう。
色そのものではなく、形や色の読みやすさにかかわる色の影響のことを『明視性(可読性)』といいます。
一般的には明度差(明るさ)が大きい組み合わせが読みやすいとされています。

地色に無彩色、図色に有彩色の組み合わせ、そして明度差をつける…これがポイントとなります。

  • 無彩色…白、灰、黒といった色みのない色(明るさが一番明るいのは『白』、暗いのは『黒』)
  • 有彩色…赤、青といった色みのある色(同じトーンの場合は『黄色』が一番明るい)

地色が白の場合

第1位 紫
上品なイメージ

第2位 青紫
上品さに知的さをプラス

第3位 青
爽やか、冷たいイメージ、清涼飲料のパッケージ

第4位 青緑
クリア感、涼しさを演出したい夏にも

第5位 赤紫
妖艶さ、女性らしさ

第6位 緑
なじみやすく、受け入れやすい自然感を演出

第7位 赤
エネルギッシュさを演出したい時にセール文字

第8位 黄赤(オレンジ)
活発さ、カジュアルさ、食のイメージも

第9位 黄緑
若さをアピール
読みにくい場合は上位の色の縁をつける
(その際はイメージを意識して)

第10位 黄
カジュアルさ、注意
黄色は目に注意がいく色なので読みにくいが目には意識がいく(疲労するので注意)上位の色の縁をつける(その際はイメージを意識して)

 

 

地色が黒の場合

第1位 黄
注意を喚起する
標識によく使用される

第2位 黄緑
黄緑は、若々しさがあるが黒は大人のイメージミックスされた人工的イメージも

第3位 黄赤(オレンジ)
ダイナミックさが出る
ジャイアンツカラー

第4位 赤
ダイナミックさ、大胆さ

第5位 緑
黄緑と同様、人工的イメージも

第6位 赤紫
白のバックよりもさらに妖艶さが出る
セクシーさ

第7位 青緑
人工的、男性的イメージ

第8位 青
知的さ、男性的イメージ

第9位 青紫
知的さ、落ち着いた静けさ

第10位 紫
セクシーさ

 

 

まとめ

有彩色は、トーンが変わればもちろん明度が上がるので順位は変動してきます。
使用したい色が、読みにくい場合はトーンを変える、縁をつけるなど工夫をしてみましょう。
白がバックの時は、図色のイメージが引き立ちますが、黒がバックの時は黒のイメージが強く出るのでご注意を。

読みやすさも大切ですが、どのようなイメージに仕上げたいのかも考えることでカラーコーディネートの幅が広がりますよ。

体験者様の感想

文字の色を決定するのにいつも悩んでいました。参考にさせて頂きます。

関連項目

パーソナルカラーアナリスト養成講座

団体様向けセミナー・イベント取材監修